291話 ここにいる

 

また今日も鐘は鳴らない・・

島民たちのノーランドたちへの敵意むき出しの態度は続く。

ノーランドは訳を話してもらおうとカルガラの家へ行くが、矢を射られて追い返される。

 

明日の朝には出航するという夜。

ノーランド隊所属の医師のもとをムース(カルガラの娘)が訪ねる。

そして島民たちの態度が変わった理由を話してくれる。

それはノーランドが身縒木(みよりぎ)の林を全部切ってしまった事だった。

それは過去数百年の先祖たちの霊が鐘の音に導かれてその身を宿すという、神聖な白色の木々。

 

医師は説明する。

その林はもうしんでいた。

樹熱という疫病の本当の恐ろしさは植物にも感染してしまうという厄介さ。

人から森へ、森から人へ

そうやって島そのものを滅ぼしてしまう。

あの林以外にも所々で木を切り倒したが、それらの木は既に樹熱に侵されていた。

しかしもう心配ない。

昨日、全ての木を調べ終わった。

 

医師は、そんな大切な林だとは知らず、説明もしなかったことを詫びる。

 

ノーランドは理由を医師から聞いた。

村人の怒りももっともだと思ったノーランドは黄金を全て置いて出航した。

マリージョアへ進路を取り、ノースブルーへ連絡。

ルブニール王国へ帰還する。

 

一方娘から理由を聞いたカルガラは悔いた。

このままでは本当に失ってはいけないものを失ってしまう・・・

そして島民を集めてムースから聞いた話を話した。

 

ノーランドに詫びたい・・・

皆がそう思った。

しかし舟はもう出た後。

カルガラはノーランドへ気持ちを届けたい一心で黄金の鐘を鳴らした。

「ノーランド~

また来い!

この地で俺はお前を待っている!!

ここでずっと鐘を鳴らし続ける!!

鐘を鳴らして君を待つ!!

またいつの日か必ず会おう!!

親友よ!!!」

カルガラはそう叫びながら鐘を鳴らし続けた。

 

ノーランドも涙を流しながら島に向かって

「またいつか必ず会おう!!」

と叫んだ。

 

292話 あふことは片割れ月の雲隠れ

 

ノーランドは故郷のルブニール王国へ帰り、黄金の島・ジャヤのことを報告する。

そして5年後、マリージョアからグランドライン入りの許可が下りてノーランドは国王を乗せてジャヤへ向かった。

海円歴1127年11月16日、ノーランドたちはジャヤに到着した

しかし、そこはもうノーランドが知っているジャヤではなかった。

島の一部がなくなっていて、黄金都市シャンドラも無くなっていた。

   


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黄金の島と聞いていた国王は大激怒。

ルブニール王国へ戻ったのちにノーランドは虚言の大罪で打ち首となった。

 

ノーランド到着の1年前、ジャヤはある日突然、地下から突き上げる海流によって天高く打ち上げられた。

そして空の島となった。

空に住む者によって征服され、カルガラ達は無念の日々を過ごす。

そのなかでカルガラたちはノーランドに向けて手記を残す。

あれからジャヤで何が起きたのか・・・

そして自分たちはここにいると。

「シャンドラの灯をともせェ!!」

 

293話 舞曲

 

ワイパーが子供の頃酋長から聞いた、

カルガラの大親友、ノーランドの話は終わった。

嘘つきと呼ばれてなお、シャンドラの存在を否定することなく、しんだ。

そしてカルガラもまた友に自らの存在を知らせるため空で偉大なせんしを遂げていた。

ただの一度もその思いを届けることなく。

それが大戦士カルガラの無念!!

ワイパー少年
「また届くかな。

その鐘の音!!

今ならしてもノーランドに届くかな!!」

酋長は、ここは天国に近いから届くかもしれないと、答えた。

 

酋長から聞いた話を思い出しながら天から降り注ぐ無数の雷を見ているワイパー。

「エネル・・

お前に何故全てを奪う権利があるんだ・・!?」

 

ゴッド・エネルはシャンドラの隠れ村にも雷を直撃させる。

隠れ村の住民たちは既に船に乗り込んでいていた。

 

ゴッドエネルがこの国で欲しいものはあと一つ。

黄金の大鐘楼のみ!!

神の社に船を横付けしているゴッド・エネル。

下から蔓を登ってくる気配を感じる。

ルフィ
「黄金の鐘だけはやらねえぞエネル!!」

 

294話 雷迎

 

ゴッド・エネルは神の社の上空で黄金の鐘を探している。

ルフィが登って来れないように蔓の先端を雷で切り落とす。

ルフィが神の社にいると・・・

ナミがウェイバーで登って来た!

その時、ゴッド・エネルが何かをした!

雷雲が球状になって・・・

ゴッド・エネル
「雷迎!!」

球状の雷雲がエンジェル島を直撃!!

島が跡形もなくなってしまった!

海雲ごと消滅!!

 

ナミが状況を説明してもルフィはまだここに用事があるという。

この空に黄金の鐘ががある。

ひし形のおっさんに教えてやる!

黄金郷はあったぞって。

先祖はウソなんかついていなかった!

鐘を鳴らせば聞こえるはず!

じゃなきゃおっさん達はしぬまで海底を探し続ける!

エネルに渡す訳にはいかない。

俺は、黄金の鐘を鳴らす!!

 
 


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