287話 神ころし

 

モンブラン・ノーランドの船がジャヤに近づいた。

美しい音色の鐘が聞こえてくる。

 


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そのころジャヤでは悪い疫病が流行っていた。

島民の多くが感染し、しんでいった・・

大戦士カルガラに憧れ、いつかは自分もこの地を守り、戦う事を夢見ていたセトという若者も感染した。

 

そしてそのころ、モンブラン・ノーランドが嵐を凌ぐためにジャヤに寄港していた。

船を降りたところで倒れているセトを見つけ、一目で疫病だとわかる。

船員全員にワクチンを打って島を見て回ることに。

 

その頃、生贄の祭壇に若く美しい娘が捧げられていた。

島民がカシ神様と呼ぶ大蛇が娘を食べようとしたその時!

モンブラン・ノーランドが現れてカシ神様を斬った!

モンブラン・ノーランドは島民から神ころし呼ばわりされるが・・

モンブラン・ノーランドは娘を抱き寄せ

「怖かったろうな・・・

もう大丈夫!!

しぬ必要などない!!」

カルガラ「・・・」

 

288話 たたり

 

島民たちはモンブラン・ノーランドをころせと騒ぐ。

カルガラがモンブラン・ノーランドに斬りかかるが、

モンブラン・ノーランドは、この儀式は我々に対する侮辱だと叫ぶ。

過去の偉人たちの功績を無下にするようなこの儀式を許せない。

人々の幸せを望み・・

海へ乗り出した探検家や研究者たちへのこれは侮辱だ!

 

モンブラン・ノーランドはこの村を救うことができたらこんな儀式を行わないと誓え!

とカルガラにいう。

船員たちを捉えておくことと引き換えにモンブラン・ノーランドは明日夕刻までの時間をもらった。

 

牢の中で、船員たちは生贄にされそうになった娘にモンブラン・ノーランドのことを話す。

ルブニール王国では名のある探検家で植物学者。

世界中の未知の島々に踏み込んで新種の植物を発見しては研究している。

船員たちは自分たちの提督を心から尊敬し、信じている様子。

 

カルガラはセトの疫病が治っていることを知って驚く。

 

次の日の明け方、大きな地震がある。

カルガラは島の様子を見に行く。

すると、地盤が沈んで島が裂けそうになっているところを見つける。

   


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そしてその裂け目に落ちそうになっているモンブラン・ノーランドを見つける。

 

289話 望月

 

モンブラン・ノーランドは裂け目から出られない。

体が挟まってしまっているのだ。

そのまま夕方になり・・

船員たちは生贄の祭壇へ引っぱり出される。

 

モンブラン・ノーランドは、村の儀式は人間以下の所業だと話す。

いたいけな少女をみごろしにして平気でいられるとは普通の神経じゃない・・

 

しかし生贄の少女は、実はカルガラの娘だったのだ!

 

そこに大蛇が現れた。

カシ神の子だ。

 

モンブラン・ノーランドはカルガラに説明する。

今村で流行っているのは樹熱という疫病。

かつては90%は助からなかったが、今は特効薬が見つかり、ほぼ治る病気。

その特効薬はコナという樹液から採れるコニーネという成分。

それが今自分の右手にある。

持ち帰り、薬を作れば村を救える!!

 

この言葉を聞いたカルガラは大蛇をころした・・・

 

そしてカルガラは薬を作り、村は助かった。

モンブラン・ノーランドも裂け目から引き出されて助かった。

 

290話 シャンドラの灯

 

モンブラン・ノーランドとカルガラは意気投合。

ノーランドたちはしばらくジャヤに滞在することに。

 

カルガラはノーランドに黄金都市シャンドラを見せてくれる。

そしてここにある黄金はノーランドたちにくれるという。

自分たちが守って来たのは財宝ではなく、ポーネグリフだという。

ノーランドはそこにある黄金の鐘を見て感銘を受ける。

カルガラ曰く、

この鐘の音には言葉があるという。

しんで天に迎えられた先祖たちの魂がいつでも迷うことなくこの地に帰って来られるように・・

言葉を託して鳴らしているという。

俺たちはここにいると。

そして都市を守るこの鐘をシャンドラの灯と呼んでいる・・

 

それから1か月間ノーランドたちと島民は楽しく過ごしたが・・

ある日突然よそよそしくなり、いつになったら帰るんだとノーランドはセトに言われた・・

カルガラに至っては、ノーランドの顔を見たらころしてしまいそうなどと陰で言っている。

 

訳は分からないが、ノーランドはやるべきことをやって、3日後には出発すると決めた。

 


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