夏生が実家に戻ると、陽菜が出迎えてくれた。

今日は遅番らしい。

 


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ルイはいなかった。

さっき出掛けたという。

 

昨日ルイが泣いていたので何かあったのかと夏生に聞く。

夏生は俯いて答えない。

 

 

その頃ルイはラマンでマスターとフミヤに話を聞いてもらっていた。

 

夏生が小説を書けなくなっている事を聞かされてマスターが心配している。

やっぱり単行本の騒動も影響しているのか。

 

フミヤも初めて聞かされたとのことで、

今まで何かあったら必ずフミヤには相談していたのに、黙っているということは、本人の中で相当深刻なのね・・

とマスター。

 

フミヤ
「小説家目指すのはあいつのアイデンティティみたいなもんですから。」

 

フミヤはルイに、

夏生は多分ルイに心配かけたくないとか、変な意地で黙っていただけだろうから気にすることはないと言ってあげる。

 

そこはルイもわかっているのだが・・・

芹沢が彼女である自分よりも夏生のことを理解しているようなことを言うのが我慢できなかったと話す。

 

最近いつもこんなくだらない事で悩んでいるとつぶやくルイにマスターは

大体みんなくだらない事で悩んでいると言う。

 

ルイは

ドラマや映画を見てトラブルのシーンでは

ああすればいいのに

とか

こうすべきでしょ

と、訳知り顔で思っていたが、自分のことになると全然うまく行かないと話す。

気持ちのコントロールが出来ないのだ。

 

フミヤは好きなんだから仕方がないと言うが・・・

マスターはそれは 好き というより 執着 に近いものかもしれないという。

スランプのことを聞いたときに、夏生の心配よりも秘密にされてた自分の方が悲しくなったというのがその表れ。

気をつけないとそれがひどくなると束縛や支配の欲求に変わっていくと、マスターはアドバイスする。

 

ドメスティックな彼女215話マスターとルイ

 

ルイ
「そんな風にはなりたくない・・・」

 

マスターは落ち込んでいるルイの頭を撫でながら

大丈夫。

ルイルイは夏生ちゃんを愛している。

こうして落ち込んでいるのがその証拠。

謝ってちゃんと話し合えばまた以前と同じ二人に戻れるわ

と励ます

 

 

藤井・橘家では晩御飯の鍋の準備をしている。

夏生が昆布でだしを取っていると、ルイが帰って来た。

両親とルイと夏生の4人で鍋をつつくも、夏生とルイはやっぱり気まずい。

 

食事が終わって各自部屋に戻って・・・

夏生は隣のルイに壁越しに呼びかけてみる。

 

返事がない。

 

夏生はため息をついてベッドに潜り込む。

夏生が思い浮かべるのは

   


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” 私が彼女なのに ”

と言って泣いたルイの顔。

 

カチャ

 

夏生の部屋のドアが開いてルイが入って来た。

 

ドメスティックな彼女215話ルイ

 

ルイ
「一緒に寝てもいい・・?」

 

夏生の目に光が戻った!

勿論!

と言って布団を持ち上げる。

 

ルイは夏生の布団に潜り込み、夏生の胸に顔を寄せる。

 
  

そしてルイは

もっと優しくしたかったのにできなくてごめんね

と謝る。

 

夏生は、

「俺こそ。

俺の方こそだよ。」

と言ってルイを抱きしめる。

 

抱きしめられてルイはやっぱり自分は夏生のことが好きなのだと再認識するのだった・・・

 

ドメスティックな彼女215話ルイと夏生

 

翌朝、夏生とルイは一緒に出掛ける。

ルイは今日の夜の飛行機で帰るという。

それまでは二人の貴重な時間・・・

 

ルイは少し早めのバレンタインチョコレートを渡す。

ニューヨークで作って来た物。

 

ドメスティックな彼女215話バレンタインチョコ

 

素敵なプレゼントに夏生は大喜び。

ルイはちゃんと渡せてよかったと言って夏生にキスをする。

そして

「ねえナツオ。

別れよう、あたしたち。」

と言った。

 

ドメスティックな彼女215話ルイと夏生

 

感想

 

悲しい結末でしたが・・・

仕方ないかな。

ルイは賢いがゆえにこれから先、自分がコントロールが効かなくなることがわかったのでしょう。

それは夏生のことがすきすぎる故に。

マスターが言った、支配や束縛の欲求が自分の中で大きくなっていくだろうということに耐えられなかった。

それに、ルイにとって今は料理人として成長するために大事な時期。

そのことも決断の要因にはなったのではないでしょうか。

 


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